院長の紹介

院長の紹介

堤歯科院長:堤 大輔

堤歯科院長:堤 大輔
略歴
  • 1954年・・・東京都生まれ
  • 1980年・・・日本大学歯学部卒
  • 1983年・・・堤歯科開業
  • 1998年・・・歯学博士学位取得
  • 所属学会:日本法歯科医学会
主な著作
  • フルマウス・リハビリテーション・ケースにおける矯正・歯周・補綴治療.
    堤大輔. 補綴臨床 .1990; 23(3):329-341.
  • メインテナンスを成功させるための要点.
    山崎長郎, 本多正明, 堤大輔, 木原敏裕. デンタルアスペクト 1991; 5(3,4):82-97, 116-130. 
  • 矯正治療と歯周・補綴との相関関係について.
    堤大輔. the Quintessence 1992; 11(12):91-101.
  • 臨床歯周補綴U.
    山崎長郎,本多正明. 東京: 第一歯科出版, 1992.(一部著作)
  • 身元確認にあたっての歯科的所見に関する研究
    ―20歳代資料を用いた正準相関分析法による口腔内所見とX線所見の類似性の検討―.
    堤大輔. 日大歯学 1998; 72(2):159-169.
  • フルマウスリコンストラクションのその後 ―問題点と考察―.
    堤大輔. the Quintessence 2006; 215(2):85-102.
  • 歯科治療の実際 開業以来一貫して言い続けた『治療説明・診療姿勢』
    堤大輔. 2016.(自費出版)

ごあいさつ

堤歯科を開業して以来、親切・やさしく・ていねいに!をモットーに歯科治療を行ってきました。

治療をする際、いつも念頭に置いていることは、「患者さんの疾患をみずからの身になぞらえて、自分にやってほしい治療を患者さんにする」ということです。

仮に患者さんに「先生にすべてお任せします」と言われた時、私にその受け入れ態勢(知識・技術はもちろん診査・診断からメインテナンスにいたる診療システム)がなければ、歯科医師としてこれほどの悲しみはありません。特に自費治療においては、材料だけ良いものを使い、技術が反映されていないという過去の歯科医師が少ない昭和40年代迄の治療になってしまい、それでは、現代において患者さんの信頼を得られないと思います。私は自分が行う治療に対して常に考察と反省を繰り返し、責任と誇りを持って治療にあたっています。

歯科治療では、一口腔単位で診査・診断をし、治療を行っていくこと、つまりお口の中全体が安定し永く安静を保つように治療することが重要であると考えています。

例えば、加齢とともに前歯が突出してきたので治療してほしいという患者さんが来院されたとします。私がまずすることは、正確な診査と診断です。患者さんが治してほしいのは前歯ですが、問題点を検討すると奥歯がうまく噛めていないせいで前歯が突出してくるということがあるのです。

こういう場合、決して患者さんの言うなりに前歯のみの治療を行うのではなく、お口の中の状態を十分に説明し、患者さんに納得いただいたうえで、原因部分の治療を行います。原因を取り除かずに、前歯のみの治療をすれば(すぐに問題が起きる恐れがあります)再発することは避けられません。

患者さんが永きに亘ってお口の中の健康を得られるように歯科の専門家として提案させていただくのです。それは、自分が治療を受ける立場であれば、そう望むと思うからです。